Vol.8 // 業界の常識にとらわれないイノベーティブアイウェア -モノクール

2009年創業のデンマークのアイウェアブランド、「モノクール」。モデルが掛けるのは、今春より日本で本格的に展開する「IQ」シリーズ。

2009年創業のデンマークのアイウェアブランド、「モノクール」。モデルが掛けるのは、今春より日本で本格的に展開する「IQ」シリーズ。(画像提供:モノクールジャパン)

2009年秋、パリで開催された世界最大のアイウェアの見本市「SILMO」でデビューしたデンマークのブランド、「MONOQOOL(モノクール)」。以来、斬新な発想から生まれたアイウェアは、各国のデザイン賞を受賞するなど、高い評価を得ている。

モノクールのコンセプトは、「イノベーティブであり続けること」。シンプルなデザインの中に、さまざまなギミックが隠されている。

現行の「IQ」シリーズには、通常アイウェアにあるべきものがない。レンズをはめこむパーツ(フロント)と、耳にかけるパーツ(テンプル)は、ネジを使って連結させるのが一般的だが、「IQ」では、テンプルの先をかぎ針のような形状にし、フロントにひっかけて回転させることでネジを不要とした。このスクリューレス構造は、モノクールがデビューモデルからこだわっている、いわばアイデンティティといえる。無論、スクリューレスは、単にギミックのおもしろさだけを狙ったものではない。ネジをなくすことで、掛け心地の調整や修理の際、ネジを外す手間が省け、また紛失の心配もない。さらに、「IQ」で10g、「IQ mini」で6gという、業界でも屈指の軽量化を実現した。

製造方法もユニークだ。ナイロン(ポリアミド)素材のフロントは、3Dプリンターで成形される。航空機のパーツやプロトタイプの製作におもに利用される3Dプリンターを本格的に採用している点も、イノベーティブを貫くモノクールならではといえるだろう。以下のムービーを見れば、よりおわかりいただけるはずだ。
https://www.youtube.com/watch?v=otTSI_qOR3Q

また、カラーリングも特徴的だ。ブラックやグレー、グリーンなどの抑えたカラーから、ブルーやピンクなどの鮮やかなカラーまで幅広く展開している。

北欧のデザインに対して、ナチュラルでハンドクラフトなものをイメージする人も多いかもしれない。しかし、通信機器メーカーの「エリクソン」「ノキア」、コンピュータのオペレーティングシステムの「リナックス」も北欧から生まれている。

つまり、モノクールは、イノベーティブという北欧の伝統をしっかり継承しているのだ。

IQシリーズの「LOVE」。重さは10g。(画像提供:モノクールジャパン)

IQシリーズの「LOVE」。重さは10g。(画像提供:モノクールジャパン)

IQ miniシリーズの「ANTONIO」。重さは6g。テンプルのラインを細くすることでさらなる軽量化に成功した。

IQ miniシリーズの「ANTONIO」。重さは6g。テンプルのラインを細くすることでさらなる軽量化に成功した。(画像提供:モノクールジャパン)
製品の問い合わせ先
スギモトデザインスタジオ(モノクールジャパン)
TEL 0776-60-1660
URL www.monoqool.com